
| 春のお彼岸ー祝・チームジャパン世界一 |
春のお彼岸を迎えて、桜のたよりも聞かれるようになってきました。この冬が格別寒かっただけに、春の気配は、本当にうれしいものです。昔は寒い冬を無事乗り越えるのは、本当に大変なことだったでしょう。暖房の整った現代の私たちには想像できません。だからこそ、春を迎えることのよろこびもまた、ひとしおだったでしょう。春の節会である「節分」「春のお彼岸」などは、そのような喜びと感謝と祈りが込められているのでしょう。
そもそも、彼岸会の始まりは、ちょうど1200年前。延暦25年(806)桓武天皇が、権力闘争のなかで非業の死を遂げられた、弟君の早良親王の魂を慰められたのが始まりだとのことです。慰霊の場は御霊神社。彼岸といえば仏教行事のように思われがちですが、今も皇居では、毎年春と秋のお彼岸の日に、神殿と皇霊殿において、天皇陛下お自ら祭祀を司っておられます。(春季皇霊祭・秋季皇霊祭)
彼岸という言葉そのものは、まぎれもなく仏教用語です。太陽が真東から昇り、真西に沈む春分・秋分の時期に、西方浄土を思い、彼岸に渡られたであろう先祖の霊をなぐさめ、自分もまた彼岸に到ることを願っての行事だったのでしょう。
この時期が、種まきと収穫の時期と重なることを考えあわせると、まさに、日本独特のルーツをもつ、行事だと言えます。
彼岸の中日の昨日、我が家では、ちらしずしをして仏壇にお供えしました。 家族で夕食を食べながら、娘が「お彼岸にWBCがあってよかったね」と一言。実力がなければ、優勝などできるものではありませんが、実力があっても優勝できないのも勝負の世界。実力プラスαがあったのではと、現代っ子の娘にも感じられたのでしょう。でも、本当に感動しました。
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