まほろば日記
いにしえより伝えられて来た、しきしまのやまとの暮らしぶりをお伝えして行きたいと思います。
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桜がすぎて
例年になく、花持ちがよかった今年の桜も、見頃を終え散り始めています。
我が家では、五年前、吉野山から頂いた山桜が、はじめて花をつけてくれました。

敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山桜花 (本居宣長)

朝の澄み切った空気のなかで咲く、山桜の花ぶりは何とも表現できない気品を備えていました。まだまだ見事な花ぶりとはいえないものの、よく咲きいでてくれたと、毎日飽かず眺めました。

古事記に、『木之花咲夜日女(このはなさくやひめ) 』という女性が登場します。天照大御神の命で天孫降臨されたニニギノ命の后になられる方です。桜の語源ではないかと言われています。

ニニギノ命は、この姫を見初め、妻にしたいと姫の父に申し出ます。その父は「それでは姉の石長日女(いわながひめ)も差し上げましょう」と一緒に輿入れさせます。ところが、あまりに醜い石長日女を見たニニギノ命は、恐れをなして石長日女を里に返されたのです。
里の父、大山津見の神は落胆して、み命の長久を祈って、石長日女を差し上げたのに、それをお返しになるとは。これから天つ神のみ子のみ命は、木の花が咲きそろうほどの短い期間だけのものとなりましょう。と言ったそうです。

古代の日本人は、醜く生き延びることより、美しく咲き散る桜の花に魅力を感じ、また、願わくばその様に生きたいと思ったのではないでしょうか。

また、長くもつ石の建物ではなく、いつかは朽ちる木の建物が日本家屋として受け継がれています。心が落ち着くといった、説明不可能な感覚は古事記の時代から受け継いだものなのかもしれません。そう思うとロマンですね。
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